システム英単語Basic
概要
発売日 :2011年11月
著者 :刀祢 雅彦, 霜 康司
ページ数 :332ページ
ジャンル :英単語
対象レベル:☆ ~ (初心者以上)
特徴
基本的な特徴は『システム英単語』と同様である。
本書で扱われている語彙は『システム英単語』より総じて難易度が低いため、『システム英単語』の入門編といったところである。
『システム英単語Basic』は第1章「Basic Stage」を除けば、その他の内容は上位版の『システム英単語』とほぼ重複する。(『システム英単語』の方ではよりレベルの高い語が収録された章も新規に登場する)
そのため、中学~高校基礎レベルの単語がメインとなる第1章「Basic Stage」が不必要だという人は、この参考書を買う必要は無い。
だが、基礎レベルの重要単語を完全にマスターしている人は実は少ない。
難関大になればなるほど、基本の英単語力というものが重要になってくる。
また、「カンタンな英単語を使いこなせるどうか」というのは和文英訳・英作文の時にも命運を分ける要因になってくる。
seekの意味が「捜す」でない時は?
neglectは自動詞か? 他動詞か?
handleが動詞である時の意味は?
こうした基本知識はカンタンであるがゆえに、歴戦の受験生ほど意外と抜け落ちてしまうものである。
上記の例と下のミニマル・フレーズを見て、少しでも「基本を洗いなおしておこうかな」と感じたら、迷わず『システム英単語Basic』を購入すべきだ。
たとえ第1章のためだけにでも買う価値はある。
基本的な単語の語法・類義語・使用法をマスターできるというのは、それくらい実際の受験において大きな武器になるのである。
seek help from the police 警察に助けを求める
neglect human rights 人権を無視する
how to handle problems どう問題に対処するべきか
勉強法
やはり『システム英単語』と同様、まずはざっと1周しよう。
繰り返しは何よりも大事である。何度も口に出してフレーズごと暗記しよう。
また、本書の大きな「売り」である第1章は特に熟読しよう。
受験英語で最重要である基礎力がしっかりと得られる所だ。