解説:英会話きちんとフレーズ100

英会話きちんとフレーズ100

概要

発売日  :2012年1月25日
著者   :スティーブ・ソレイシィ, ロビン・ソレイシィ
ページ数 :269ページ
ジャンル :フレーズ/頻出表現
対象レベル:☆☆(初心者~やや中級者)以上

構成

Stage1 INFANT(幼児)レベルの頻出フレーズ
Stage2 KID(子供)レベルの頻出フレーズ
Stage3 CHILD(大きな子供)レベルの頻出フレーズ
Stage4 PRETEEN(9~12歳)レベルの頻出フレーズ
Stage5 TEENAGER(13~19歳)レベルの頻出フレーズ
Stage6 YOUNG ADULT(若い大人)レベルの頻出フレーズ

特徴

英会話なるほどフレーズ100』の続編にあたる、英語の頻出表現を100のフレーズにまとめた参考書。
前作では紙面が足りず載せられなかった「実際の英会話でよく使われるフレーズ」が記載されている。
大まかな構成や特徴は前作を踏襲しているが、今作はややレベルが上がっており、フォーマルな表現・ビジネス英語でも通用するフレーズが多く収録されている。

文体や語り口が柔らかく、非常に分かりやすいつくりになっているのも前作からの共通点。
前作より難易度がやや上がっているとはいえ、他の英語参考書からすればかなり易しい部類であることはまちがいないので、前作をマスターできた方なら苦もなく取りかかれるだろう。

“hold back”(遠慮する)、”It’s no big deal”(気にしないでください)等、シンプルで使用頻度が高いフレーズをマスターしようというのが本書のスタンスなので、勉強する方からすればこれほど学習負担の少ない良書は他にないとすら言える。

勉強法

とにかくまず1度読破しよう。
解説をじっくり読みつつ、使い分けや応用表現にも目を通し、練習問題を丁寧に解こう。
そして2周目以降で付属のCDを使い、聴覚もフル活用して暗記していく。
また、覚えていく際には「自分が会話する時、どのようにこのフレーズを使うだろうか」と意識し、実際にそのフレーズを使った一文を新たに考えてみよう
現実でどんな時に使うかを意識しながら覚えることで、臨場感が増し記憶に定着しやすくなり、本番でパッとそのフレーズが出てきやすくなるのだ。


CD付 ネイティブなら日本のきちんとした表現をこう言う 英会話きちんとフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

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