解説:大学入試 英作文 ハイパートレーニング 自由英作文編

大学入試 英作文 ハイパートレーニング 自由英作文編

概要

発売日  :2010年1月18日
著者   :大矢 復
ページ数 :187ページ
ジャンル :英作文
対象レベル:☆☆☆ (中級者)

構成

第1部「エッセイライティング書き方編」
第2部「エッセイライティング問題編」
第3部「要約問題へのアプローチ」
第4部「手紙・eメール問題への対策」

特徴

「自由英作文」が出題される国公立や難関私大を志望する受験者にとっては必携の一冊

自由英作文のかなり初歩から解説されているので、順を追って確実に読んでいけば必ずモノにできるだろう。

序盤では「受験生が間違いやすいポイント」を扱っているほか、自由英作文ではかなり重要な「パラグラフの構成」について詳しく述べられている。
「与えられた題に対し、まず道筋を決め、骨組みをつくり、肉付けをしていく」という一連の流れが、豊富な問題演習を通じて自然に習得できるような構成になっている。
エッセイ・ライティングから要約・eメール問題まで、幅広く自由英作文のテーマを取り扱っているので、初歩から難関大レベルまで1冊で事足りる。

また、「エッセイライティングで間違えやすい文法・語法」「エッセイライティングでよく使う表現」についての解説も充実しており、特に「よく使う表現」の方は試験において大きな武器になるだろう。

なお、当然だが和文英訳のスキルがあるに越したことはない。
できれば『大学入試英作文ハイパートレーニング 和文英訳編』の併用をオススメする。

勉強法

解説をよく読み、問題演習を繰り返していこう。
暗記すべきことはそれほど多くないので、一通り読み終えてチカラがついてきたと感じたら、実際に志望大の過去問などを解き、学校の先生や講師の人にどんどん添削してもらうのがいいだろう。

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